猫の仕返し

小学校の頃、いつものように庭で妹とブランコや鉄棒で遊んでいました。いつものように、犬のクロはひもにつないでいました。餌をあげたりしながら、一緒に庭にいました。夕方ごろに向こうから、野良犬が我が家の庭に入ってきたのです。どうしようと思いましたが、どんどん近くに来るのです。野良犬がやってきて、クロに向かって、ウーと牙をむき出しにして唸って、飛びかかってきました。クロは繋がれているので、とても不利です。いったん両者が絡んでいたのが離れました。どう見ても野良犬は強そうな犬で、クロもちょっと固まっていました。私と妹も庭で遊んでいましたが、恐ろしくて、クロがやられると思いました。どうしようと親を呼びました。親も家から出てきましたが、野良犬を追っ払おうとしてもよそに行きません。すぐにどうしようもできない状態でした。すると庭の中にあるネギ坊主の畑から、何かがダッシュで来て、威嚇している野良犬のお腹に体当たりをしてきました。体当りと言うか、四本の足でキックという感じでした。なんと、我が家の愛猫マリでした。野良犬は恐れをなして、帰って行きました。びっくりしたのは、私たち家族です。猫が犬に向かって行くなんて初めて見ました。たぶん、いつも一緒にいるから、クロとマリは深い絆ができていたのでしょう。いつも、庭を追いかけ回されているマリですが、実は犬のクロのことを自分の家族のように思っていたのでしょう。そうでないと、自分よりも大きな犬に、それもクロを助けるために、飛び掛かって行くなんて考えられません。一緒にいるというのは、意味があることなのだと思いました。

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犬の糞をめぐりご近所トラブル

 

わたしがちょうど思春期の頃、
街の中で犬の糞について非常に厳しくなってきました。

以前は放置が当たり前だった犬の糞ですが、
徐々に飼い主が片づけることが当たり前になってきました。
今考えればそれが一番いいことなのですが、
わたしが小さい頃は犬の糞がゴロゴロしていてもなんらもんだいなく、
踏んだら残念だな程度の問題でした。

なんでもかんでもマナーマナーの時代です。
近所づきあいも薄くなってきている時代なのに、犬の糞に関しては口うるさい。

それはとある朝起きた事件です。

わたしが思春期の頃、犬を散歩させていた時のことです。
犬が糞をしました。
そりゃ当たり前ですよね。糞をさせにきたわけですから。

でも運の悪いことに、片づけられていない糞の横にうちのわんちゃんがしてしまったのです。

振り返れば、その片づけられていない糞も一緒に片づければよかったんだと
思うのですが、なんせわたしは思春期真っ只中です。
なんでも反抗したいんですよ実際。
だから、隣の糞なんて知ったこっちゃないんです。
飼い主が片づけるべきものなんだから、わたしが拾う必要はどこにもない。
そんなツンツンした考えで生きていたんですね。
それで、結局拾わなかったんですほかのわんちゃんの糞は。
そうしたら、ちょうどそこに口うるさい近所のおじさんが通りかかったわけで、
通りすがりに、糞が残ってるから拾えと言ってきた。

もちろんわたしは反抗したわけです。

わたしのではありませんので拾いたくありません。

そうしたらおじさんがキレたんですよ。
拾え拾えと。
じゃああなたが拾ってくださいとわたしが言うとさらにヒートアップで
お互いに言い合いになってしまったのを覚えています。

最後には子供のわたしが泣いてその場は終了しました。

苦い思い出です。

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犬と猫の仲

小学生の頃、父親が犬を親戚からもらって飼うことになりました。私は、犬よりも猫を飼ったことが多かったのですが、クロはとても賢く、かわいかったです。我が家には、すでに猫がいました。犬は真っ黒な甲斐犬ですぐに猫よりも大きくなりました。犬の名前はクロでオスです。猫はマリという名前ですが、シマシマの猫でオスです。庭の中で、放すと、マリはいつもクロに追っかけ回されて、庭をグルグルと駆け回っている光景が良く見られました。何だかマリは嫌がっているようにも見えていました。ゆっくり昼寝をしていると、クロがマリの方へ行きたがるので、クロを放してやると、マリをクロが追っかけるということが始まるのです。こんな毎日が続いていました。そして、ある日、マリが家から居なくなってしまうということが起きました。マリは放し飼いの猫で、いつも自由に家を出入りします。しかし、いつになっても家に帰ってきませんでした。家族中で心配して、引かれたのだろうかなどと話しながら、近所を探しましたが、帰ってきません。途中呼びかけたりもしました、返事はありませんでした。どうしたのだろうと心配していて、その日の夜にもう一度、今度は、クロを連れて、近所を母親と私と妹で、探していました。すると、クロが急に立ち止り、上の方を見て、ワンワンと吠えました。すると、何と資材置き場の柵の中の際の高い木の上で、ニャーとか細い声が聞こえてきたのです。マリの声でした。猫のマリは高い木の上の登りすぎていて、先が細くなっている木で、降りられなくなっていたのです。母親は、家から梯子を持って来て、木にかけて登って行きました。マリは飛びついて来たようです。犬のクロがいなかったら、見つからなかったかも知れません。クロが大活躍をしたのです。

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