コーギーが突然やってきた

 

ある日家に帰ると小さな箱が置いてあって、
ごそごそなにか音がするんです。

そして、動物特有のにおいがしてきゅんきゅんかわいい声がするんです。
わたしはもう嬉しくってどきどきして、
箱を開けてもいいか、と聞く前に箱を開けてしまった思い出があります。

なんの前触れもなくやってきた子犬。
犬種はコーギーでした。
当時大流行していたコーギーで、短足で胴長で耳が大きくて、
かしこいと評判のわんちゃんでした。

ほんとうに評判通りでかしこくて、人懐っこくてかわいいかわいい子犬でした。
両手におさまってしまうくらいちいさくて、
くりくりのおめめで愛らしい表情。
たまらなくいとおしくて、家族みんなで世話係の取り合いでした。

あまりにも突然にやってきたものだからびっくりしていたんですが、
なぜ、うちにコーギーが来たの?とたずねると、
安かったから、という変な回答が返ってきました。

安かったから子犬を買ったの?おかしな話です。
あまりにもかわいくて連れて帰りたかったそうで、
さらに安かったからついつい買ってしまったというのです。

そんな、命を預かるのに衝動買いってあり?と思いながらも、
その衝動にとてもうれしいおもいでいっぱいで、
なんでもいいから、この子を大事にするわと思いました。

良く食べるし、よく走るし、足が短いからボール遊びは得意じゃないみたいで、
すぐにひっくり返って甘えん坊。

足が短いから体のかゆいところに後ろ足が届かなくて、
ものすごくもだえていたのも覚えています。
最終的には玄関のざら板に体をこすりつけてなんとか対処していましたね。

ひとりぼっちにされるときゅんきゅんないて、
おやつが欲しい時はどんな芸だってこなしちゃう。

楽しい日々のはじまりです。

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